はじめに
最近Blenderのシェーディングで色々と作れるようになってきたので、その作例です。
今回は画像に歪みを与える方法を紹介します。
環境
Blender4.3
※サンプルの作成環境であり、基本的にはどのバージョンでも大丈夫だと思います。
なお、本記事中に貼るスクリーンショットではシェーディングノードの上部にプレビューが表示されていますが、これは有料アドオンによるものです。デフォルトでは表示されませんので、ご注意ください。
作例
サンプルとして下記の市松模様を歪めてみます。

シェーダを以下のように組みます。

ノイズテクスチャ(歪み形状の作成)
↓
カラーランプ(歪み具合調整)
↓
XYZ合成(歪み方向の調整用):Xだけ接続すると横方向のみ歪みます
↓
値(歪みの強さ調整、1だと強すぎるので0.1付近で歪みの強さを調整します)
この出力をもとのUV座標のベクトルに加算すると歪みを表現することができます。
この構成を作成し、時系列でノイズテクスチャをスクロールさせた結果が以下となります。

さいごに
ノイズテクスチャや値を調整することで、このような炎などいろいろな歪みが表現できるので試してみてください。


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