Steamへのアプリのアップロードをワンクリック化する

どんなツール?

Steamでの販売を考えた場合に、開発中に何度も更新して動作確認することが想定されます。
そのたびにSteamPipeGUIを起動してボタンをポチッとするのはちょっと面倒です。

また、DRM化するにはSteamCMDを起動してdrm_wrapを実行して。。。
と更に面倒なことになります。

とはいえ、上記作業は.vdfファイルを作成して、SteamCMDのコマンドを叩いているだけなので、これらを一括で行うpythonとそれを実行するbatファイルを作成しました。

※本当はjenkinsとか勉強して導入するとより良いのでしょうが・・・

ダウンロード

Boothからダウンロードできるようにしてありますので、下記リンク先よりダウンロードください。

【FreeDL】【Steam】DRM化、アップロード一括実行ツール - 猫小屋 - BOOTH
Steamでゲームやソフトウェア等を販売している個人開発者向けです。 本ツールはExeのDRM化および、アップロードを一括で実行するツールです。 jsonファイルに情報記入後同梱されているbatファイルを実行すると、ソフトのDRM化、アップ...

使い方

リンク先よりSteamUploader.zipをダウンロードして展開します。

このときWindowsの標準機能で展開するとSteamUploaderフォルダが二重になる
(SteamUploader > SteamUploader になる)ので、そうならないように
してください。
SteamUploaderフォルダ直下にjsonファイル等がある状態に調整してください。

配置
Steamへのソフトウェアアップロードをされている方であればsteamworks_sdkをダウンロードしているかと思います。
SDKに含まれるtoolsフォルダの配下にダウンロードしたSteamUploaderフォルダを配置してください。ContentBuilderフォルダが同階層にある状態です。

初期設定
app_info.jsonの設定。下記を設定してください。

  • appID:アップロードするアプリのappIDを記載します
  • depotID:アップロードするアプリのdepotIDを記載します。
  • contentsPath:アップロードするアプリがあるフォルダパスを記載します。
  • ExeFile:DRM化するExeのパスを記載します。
  • SteamCMD:steamcmd.exeのパスを記載します。(指定した配置になっていれば変更不要)

credentials.jsonの設定。下記を設定してください。
※こちら機密情報を含むファイルになります。誤ってgitにコミットするなどないよう取り扱いにご注意ください。

  • username:steamのユーザID
  • password:上記IDのパスワード

実行
上記を設定の上、deploy_game.batをダブルクリックするとExeのDRM化および、アップロードが実行されます。
※初回実行時にはSteamガードコードが求められるかもしれません。その場合には手動で入力してください。

また、アップロード時にSteamに送信される変更履歴はupload_comment.txtに記入することで反映されます。必要あればこちらを書き換えてください。細かい記載が不要であれば「最新に更新」などと記載しておけばよいかと思います。

説明及び使い方は以上となります。
活用できそうであればご活用ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました