はじめに
UnityにFBXファイルを持っていくと、FBXファイルに含まれるAnimation情報をAnimationClipとして展開してくれます。
しかし、デフォルトではFBX内に展開されており、このままではUnity上で編集することはできません。
手動(Ctrl + D)で展開することもできますが、数が多くなると面倒なので、自動で展開するエディタ拡張を作成しました。
ダウンロード
下記Boothからダウンロードできます。(フリーです)

環境
Unity:6000.0.32f1
ある程度古くても多分動くと思います・・・(保証はできません)
使い方 EditorWindow版
AnimationClipExtractor.unitypackageをインポートするとメニューに
Tools > CatHut > AnimationClip Extractor というものが追加されています。
これをクリックすると下記ウィンドウが開くので、ソースフォルダにFBXファイルを含むフォルダを指定、保存先フォルダにAnimationClipを出力するフォルダを指定してください。

実行すると保存先にAnimationClipが展開されると思います。
AnimationClipの上書きが発生する場合、GUIDを書き換えずに上書きされます。
このため、すでにどこかで参照されているAnimationClipでもリンクを切らずに上書きが可能です。
使い方 PostProcessor版
AnimationClipExtractor.unitypackageをインポートするとFBXファイルがインポートされたときに自動で処理するPostProcessorが展開されます。
FBXフォルダがインポートされると、自動で含まれているAnimationClipを抽出し、FBXと同階層のAnimationsフォルダに展開します。
勝手に展開してくれるな、という方はお手数ですが、FbxAnimationPostprocessor.csを削除してください。
AnimationClipの上書きが発生する場合、GUIDを書き換えずに上書きされます。
このため、すでにどこかで参照されているAnimationClipでもリンクを切らずに上書きが可能です。
さいごに
FBX内のAnimationClipが編集できないのは地味に不便な事象だと思いますので、誰かのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
コメント